スエードスニーカーの手入れ方法

高級感があり、柔らかい風合いが魅力のスエード。今まではパンプスや手袋などに使われることが多かったのですが、最近はスニーカーにも使われるようになりました。カジュアルながらも高級感を取り入れたい人たちに人気なのですが、手入れの方法まで知っている人は少ないはず。柔らかな風合いを保つためには、どうすればいいのでしょうか?

そもそもスエードって何?

スエードは高い、スエードは手入れが面倒などといわれますがそもそもスエードって何なのか、ご存知でしょうか。実は皮革製品なのです。かつてはキッドと呼ばれる仔羊の皮を使用して作られていましたが、現在はカーフレザーやキップレザーと呼ばれる若い牛の皮を使うのが主流になっています。そして独特の風合いを出すため、革の裏側を細かいサンドペーパーなどで毛羽立たせるように加工をしているのが特徴です。この毛羽立たせる工程の仕上がり具合によってスエードの価値が左右されるそうで、一般的に毛足が短くやわらかなものほど上質とされ高価な値で取引されています。

ちなみにスエードの名前の由来となったのは、スウェーデン。かつてスウェーデンから輸入された手袋がフランスで大流行したことがありました。その後その製法をもとに作られた生地のことを「gants de Suède(スウェーデン手袋)」から転じ、スエードと呼ぶようになったそうです。

スエードスニーカーの手入れ方法

スエードについて知ることができたら、手入れの方法もあわせておぼえておきましょう。まずスエードは耐久性がある素材として有名ですが、あまりに無頓着だとテカってしまいます。さらに毛羽立ちがあるためホコリや泥などを巻き込みやすいので、日頃の手入れがとても大事。念入りに行う必要はありませんが、汚れがついたらその都度落としてあげるマメがさが肝心です。

基本の手入れとしてはブラシを使ってホコリや泥を落とし、毛並みを揃えてあげることです。泥がついて黒ずんでしまったりしていなければ、ブラッシングをしておけばそこまで劣化することはありません。使うブラシは天然ゴム素材でできた、スエード専用がおすすめ。革靴用のブラシだと固すぎたり柔らかすぎたり、あわないことが多いです。そして見た目は程遠くとも、スエードは革製品。定期的に油分や栄養を補給してあげるのが好ましいです。最近はスエード専用の防水&油分補給スプレーが販売されていますので、定期的にかけておくときれいな風合いが長持ちします。

またもし履いているあいだに黒ずんでしまった場合、スエード素材専用の砂消しゴムを使って落としてください。黒ずみはきれいに落ちますが、消しカスが毛羽の隙間に絡まってしまいますので、消しゴムを使った後はブラッシングを忘れないようにしましょう。

普段のお手入れ、黒ずんでしまった場合のお手入れはこのようになります。ただスエードは本来湿地帯などの汚れやすい場所で作業するために開発された素材です。毛羽立たせることで汚れを内側まで浸透させにくくしているのだそう。さらに革のいちばん丈夫な部分が内側にくる構造をしているので傷みにくいという特徴もあります。そのためあまり汚れを気にせず、どんどん履くことがおすすめ。履いたあとにブラッシングを忘れなければ、そこまで汚れたり傷んだりしません。スエードの高級感のあるやわらかな風合いはほかの素材にはありませんね。ぜひどんどん履いて、風合いを楽しみましょう。



Copyright© 2014-2017 男の靴選びのルール男の靴選びのルール All Rights Reserved.