男の靴選びのルール

革のカッコよさを手軽にゲット!ローファーのすすめ

ローファーとは革靴の一種で、靴ひもを結ばずに履ける靴・スリッポンの一種でもあります。スタンダードな革靴よりも気楽に履くことができ、それでいて革の光沢やカッコよさを手軽に味わうことができる便利なアイテムとなっています。その履きやすさもあって、プレイベートファッションとして人気です。
ストイックな革靴もよいですが、少しカジュアルなローファーもまた、別種の魅力があるものですよ。

≪そもそもローファーって?≫

ローファーは革でつくられたスリッポンの一種であることは先に述べましたね。ローファーはその構造からなんとなくわかる通り、革靴のデザイン性と履きやすさを両立させた靴として人気を集めています。名前の由来は英単語の「loafer(怠け者)」。靴ひもを結ぶ手間を省いてあるつくりから連想してのネーミングでしょう。
ローファーの起源は、ロンドンの高級オーダーメイドシューズ店・ワイルドスミスにあります。ワイルドスミスは英国王室や上流階級の方々に向けた、雰囲気のある室内靴や狩りの休憩中に履く靴としてローファーを作成したのです。

≪ローファーの定番、ペニーローファーについて≫

現在、ローファーは「ペニーローファー」と呼ばれるタイプが主流となっています。ペニーとはアメリカの1セント硬貨のことで、ペニーローファーのストラップに入った切れ込みに、アメリカの学生がコインを差し込んでいたことから名付けられたと言われています。同様の理由でコインローファーと呼ばれることも。
このような経緯もあって、現在でもペニーローファーはアメリカンシューズの主流となっています。特にアイビールックのお供として有名で、ボタンダウンシャツやブレザーなどと一緒に着用されています。
ペニーローファーは革靴でありながら気軽に履けることから、程よく格好つけつつ、程よく力を抜いたプライベートのファッションに適しています。また革の光沢が全体の雰囲気を引き締めてくれるため、キリッと知的な印象を与えることもできるでしょう。
構造上、足首のあたりが大きく開いているため、ペニーローファーを履く場合は印象の強いカラーや模様の靴下を合わせると注目を引くことができます。また、その気楽なイメージに沿って裸足で履くのも定番のパターンの1つです。特に海外では裸足で履くことこそ粋とされているようです。
ボトムスはジーンズやブレザー、チノパンなど幅広い選択肢があります。ペニーローファーは靴自体のインパクトが強すぎないため、多様なファッションへとカメレオンのように馴染むのです。

≪フォーマルな場にローファーは厳禁!≫

非常に気楽に履ける革靴として重宝するローファーですが、革靴だからと言ってフォーマルな場で着用してはいけません。日本において、ビジネスシーンでローファーを履くのはマナーに反する行為とされているのです。
履きやすく、脱ぎやすく、それでいて価格もお手頃なローファーに慣れてしまうと、フォーマルな場でストイックな革靴を履くのがバカバカしく思えてしまうかもしれません。しかし「loafer(怠け者)」の名前を冠するこの靴は、あくまでもデザイン性と利便性を両立させるためのもので、しっかりと働くビジネスシーンには適さないのです。